こだわり
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商品紹介

water



「良い麺を作る為には、良い水が必要だ。」

これは、そうめんを作る匠が言った言葉である。素麺は最終的に乾燥によって水分が蒸発してしまうので、あまり関係ないと気にしていなかったが、実は水が良くなければ美味しい素麺はできなかったのだ。水の中に塩素(殺菌の為に水道水に入れられている)などの不純物が入っていると小麦粉をこねたときにうまくできない。こねた時のねばり(こし)が違うという。やはり月山の伏流水が源水となっているこの山形・天童というところは素晴らしい場所なんだと改めて思う。

空気

空気

air



「ここは空気がいいんだよ。からっとしている。」

そうめんを作るときは、水も大切だが温度と湿度が重要でね。そう、風も見ないと。小麦粉をこねるとき、切るとき、干すとき、袋詰めするとき、それぞれに温度と湿度を調整して作っているんですよ。と、匠は言った。
特に乾燥工程では、食塩を添加しない為、微妙な水分調整が必要なんだそうで、匠は乾燥室に付きっきりで温度と湿度、そして、風も調整する。干しているそうめんを手で触り、感触を確かめ、口に入れて、色を見ながら、一日中乾燥室にいることもあるという。大変な仕事だ。

空気

people



「山形は人がいいんだ。」

食べ物は安全・安心でなければならない。もちろんのことである。しかしそれを担保するのは法律でも契約でもない。人だ。私は、正しい知識と正しい生き方をしている人が作る食べ物こそが安全・安心な食べ物であると信じている。山形には良い人が多いのですか?と。いや。良い人ばかりではない。心の中ではいつも欲求の塊。でも、山形の人は寒い冬と熱い夏、温暖の差が激しい気候の中で「我慢」することを覚え、お互いに助け合い励まし合い生きていくことが普通の生活となったのだろう。だから、人をだましたりなんてしない。誰かが困っていれば助ける。当たり前のことなんです。だから、安心して食べてくださいと匠は言った。

地域

地域

region



「私たちは山形・天童で
こだわりの素麺を作れることを幸せに思う。」

山形・天童は、山形盆地のほぼ中央に位置している。冬はかなり寒い。夏はかなり熱い。だけどその温暖の差が美味しい自然の恵みを与えてくれる。
日本一のラ・フランス、そして、さくらんぼ・リンゴ・桃。フルーツ大国だ。そして、いい温泉があるんだ。お祭もいいよね。鍋も旨し。ここで作れることを私たちは幸せに思う。